「たとえただの風邪でも」
患者さまそれぞれの体質や症状に合わせて最善の治療を。
当院を受診される患者さまは、風邪、腹痛、下痢、インフルエンザ、ぜんそく、頭痛などをはじめとした内科一般の疾患に加えて、生活習慣病全般、高血圧、糖尿病、近年認知症の患者さまも多く来院されています。
内科の診察にあたっては、患者さまの病歴、家族の病歴、食生活、運動習慣、飲酒喫煙の有無などをうかがいます。病気の要因があれば、改善方法を患者さまに継続していただきやすいよう、わかりやすい言葉で指導します。
また、風邪など、自然に治るものに関しては、できるかぎり自然治癒力をサポートする治療という方針のもと不必要な抗生物質の投与は極力控えています。
本来の免疫力を生かすこと、医療費の軽減、抗生物質が効かない耐性菌の出現を防止することにつながり、結果的に患者さまのためになる、という理由からです。
風邪のほかにも、便秘、更年期障害、認知症などの場合も、症状に応じて漢方製剤を用いることがあります。
近年、高齢化の影響で増えている認知症では、患者さまはもとよりご家族の方の負担を軽く、生活の質を高められるサポートを一緒に考えていきます。認知症は早期発見、適切な治療により進行を遅らせることができます。気がかりなことがございましたら、お早目にご相談いただくことをおすすめします。